企業情報

沿革

90年の実績に裏打ちされた確かな技術に心を添え、
さらなる発展をめざします。

1927年、自動車部品専用のメーカーとして創業した当社。現在は、トラックやバス、建設機械などの部品メーカーとして、国内外の企業と直接取引を行っています。当社の強みは、設計から組立まで一貫生産による高品質な部品を生産できること。長年にわたり多くのお客様から信頼をいただき、今があることに感謝するとともに、大きな誇りでもあります。

1927昭和2年

東京都港区において合資会社石井製作所創設

石井製作所は、昭和2年8月、東京都港区で事業を開始しました。日本の工業技術はまだ未熟な時代。1932年(昭和7年)に日産自動車の前身となる「ダットサン商会」が設立され、翌1933年(昭和8年)にはトヨタ自動車の前身となる「豊田自動織機製作所自動車部」が設立されます。主に工作機械分野を得意としていた石井製作所ですが、自動車工業に関わるのはまだ先の話。戦時中には時代の要請もあり、軍事物資の製造も行っていました。

1956昭和31年

株式会社石井製作所に改祖

1961昭和36年

川崎市高津区に川崎工場を設立

石井製作所は30年以上、拠点を置いていた港区を離れ、1961年3月に川崎市高津区へ移転。川崎工場を設立しました。

  • 昭和30年代後半の川崎第一工場

  • 昭和30年代後半の川崎第一工場

  • 昭和36年頃の社員たち

  • 昭和36年頃の社員たち

1967昭和42年

三菱自動車工業株式会社(現MFTBC)を取引開始
川崎第二工場(塗装・組立・納入部門)を建設・操業開始

  • 昭和40年代の川崎第一工場

  • 昭和40年代の川崎第二工場

いわき工場で現在も稼働する1500トン油圧プレス。平成5年のいわき工場設立に伴い、川崎から輸送されたプレス機はアブクマの歴史を物語る象徴的な産業機械。数えきれないほどの自動車・建設機械用の工業部品を生産してきました。

  • 昭和40年代の川崎工場

  • 昭和40年代の川崎第二工場の様子

1973昭和48年

キャタピラー三菱株式会社(現CJL)と取引開始

1988昭和63年

本社および川崎工場新社屋完成

1993平成5年

いわき工場設立・操業開始

  • 現在のいわき第一工場の基礎工事

  • 工場を支える屈強な躯体

  • 大型プレスを支える基礎

  • 竣工直後のいわき第一工場

1996平成8年

三輪精機株式会社と取引開始

2004平成16年

いわき第二工場完成
川崎工場全作業のいわき工場への集約完了

2005平成17年

株式会社アブクマに社名変更
三菱重工株式会社と取引開始

2006平成18年

住友建機株式会社と取引開始

2011平成23年

日立建機株式会社と取引開始

2014平成26年

VOLVO(UDトラックス株式会社)と取引開始
株式会社小松製作所と取引開始

2017平成29年

小野工場設立・操業開始

  • カチオン電着塗装ラインの躯体工事

  • 建設中の工場外観

2019平成31年

本社を小野工場に移転
小野工場に建屋を増設し、7月より操業を開始